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文房具専門ブログ

【沼の入り口】200万本以上売れた万年筆「カクノ」

どうも、ジョンです!

今回は日本で爆発的にヒットした万年筆の話。

 

その名は「カクノ」f:id:ddss_msv:20171228191208j:plain

万年筆とのはじめての出会いが、大切なものとなるように。
カクノはそんな思いから生まれました。
シンプルだけれど、どこかかわいらしい。
その形には、「書くこと」へ自然と導くさまざまな工夫がつまっています。
こどもから大人まで、きっと書くのがたのしくなる。万年筆、カクノ。

出典:万年筆 カクノ | 筆記具 | 万年筆 | 万年筆 | 製品情報 | PILOT

 

PILOTから出ている万年筆のエントリーモデル「カクノ」。

2016年までで、すでに200万本を突破していた大ヒット商品です。

 

価格はなんと1,000円(+税)

従来の 万年筆=高価 というイメージを覆し、非常に手にしやすい価格となっています。

にもかかわらず、クオリティはそれ以上!

まさに 最初の1本にはぴったり の万年筆です。

 

ペン先の太さ比較

先程の写真は、僕が所有しているカクノでそれぞれペン先の太さが違います。

上からM(中字)、F(細字)、EF(極細字)。

 

そして実際の線の太さはこちらになります。

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ちょっと見づらいですが、はっきりと差が出ているのがおわかりでしょうか?

 

EFは かなり細かい字もかけます が、Mではそうもいきません。

ならEFの方が良さそうなものですが、太くなればなるほど書き心地が向上し、インクの濃淡が鮮やかになります。

 

要は好みの問題です……!

個人的には手帳に書いたり、6mm罫などのノートに書くならEFで。

万年筆を純粋に楽しみたいならMで。

 

ただやっぱり好みなので、実際に 試し書きなどで確かめるのが一番 なんですけどね!

 

コンバーターは必要なのか?

 

万年筆を使うとき問題になるのが コンバーターを使うか どうか。

 

コンバーターとはインクを吸入するために使うもので、

ボトルインクや他社インクを使いたいときに必須 となります。

 

コンバーターを使わなければ、選ぶのはカートリッジインク。これはボールペンのリフィルみたいなもので、インクがなくなったら次のカートリッジに変えます。

 

コンバーターはあったほうが、絶対に楽しい!

でも必要かと聞かれると微妙なラインです。

 

ただ万年筆そのものが別に必要じゃないものなので、そういう意味ではボトルインクとコンバーターを一緒に買ってしまうのが良いのかも知れません。

 

ちなみにカクノにはCON-40というコンバーターが推奨されていますが、CON-70という容量の大きいものも入るので、そちらをおすすめします。

 

 

今回はこの辺で。それでは。